リスティング広告はかなり広い守備範囲をもってはいますが万能ではありません。
そのため、出来る所できない所を見定めて、効率的に施策を検討、実施する必要があります。
限界1:検索ボリュームが「ない」または「少ない」
リスティング広告は検索されるキーワードにおいて表示するための施策になります。
そのため、そのキーワードで検索回数以上には訴求は出来ません。
また、キーワードでの検索ない、ものすごく少ない場合には、施策の効果が薄くなってきます。
皆さんが自分で広告の運用をやっている場合に、検索数の「ない」または「少ない」キーワードは、出来るだけ外しましょう!!
自分で行う場合には?
そう!「自身で行う場合には」です。
というのも、web運用のプロがやる場合には、意図的に検索数の少ないものを狙いに行く場合があります。
検索数が少ないキーワードについては、必然的に競合が少なくなります。
そのため、1クリックあたりの広告費が少ないなる可能性があります。
- キーワード選定(本当に協業が少ないかどうかの調査 等)
- キーワード毎におけるクリック数とコンバージョンの把握
- スモールキーワード毎のLPの作成
など、めんどくさい手間、管理が発生してきます。
そのため、自身でやる際にはオススメしていません。特にLP!!(作らずにやる方法もありますが…)
限界2:ターゲットが検索しない
皆さん、インターネットで検索する時ってどんな時ですか?
- 知りたい事、困った事があって調べるため
- 欲しいものがあって、買うため
等々と、ある程度「自分がどういう状況」にあって、「どういったものが必要」かが分かっている状況となります。
しかし、業界や業種によっては、「困った⇒ネットで調べる」というプロセスが発生せず、
先輩や周りの人に聞いて解決をする場合があります。
「困った状況」に「解決策」として出している広告は、クリックされる事はありませんよね?
そうなってくると、広告出稿に意味は全くありません。
回避するためには
商品とターゲットを徹底的に調べていくしかありません。
自社の商品は、ターゲットがどの様な状況で欲するか。
そして、ターゲットが困った(欲しい)と思ったタイミングでどの様に調べるかという事を調べるしかありません。
結論!
冒頭でも書きましたが、リスティング広告は検索連動、ディスプレイネットワーク、リマーケティングなど
複数種類あり、かなり広く使う事が出来ます。
しかし、万能ではない上に、施策によってはかなり深い検討や設定が必要になる場合もあります。
そのため、出来る事・出来ない事の見極め、そして、「自分で」出来る事・出来ない事の判断が大事になります。
判断材料の一つとして限界は把握しておきましょう!
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