広告予算の決め方には以下の2パターンあります。
- 利益の一部分を広告費とする。(出せる分だけ)
- 売上目標から逆算する。
今回は「2.売上目標から逆算する。」にフォーカスして書かせていただきます。
※「1.利益の一部分を広告費とする。(出せる分だけ)」の場合には、利益の金額に応じて広告費が決まり、その広告費の中で費用対効果を最大化する形になります。そのため、予算はある程度決まっているため今回は割愛。
目次
予算を立てるに、まずはビジネスを見直そう!
広告だ!予算はどうする?!と勇み足になる前に、ちょっと落ち着いて考えてみませんか?
年間の売上はどのくらい必要ですか?
まずは「年間の売上」を考えましょう。それが決まってから、月刊の売上目標にブレイクダウンしましょう!
ブレイクダウンする際に、12分割は出来るだけやめましょう。
恐らく、どんなビジネスにも多少は季節変動があるかと思います。想定される変動を加味して、月の売上目標を決めましょう。
月の売上目標が決まったら…
その目標を達成するためには、何件の契約(販売)が必要になるでしょうか?
その際に、商品に複数の価格帯がある場合には、平均単価で考えるといいと思います。
もう一度目標を見直そう!
件数的に無理はないか?供給が追いつくか?という観点からもう一度売り上げ目標と必要売上数を見直しましょう!
そこで、数値が「ビビビ」っと来ない場合には以下のようなことが考えられます。
- 目標数値が高い
- 単価が低い
このような場合には、ビジネスモデル全体を見直す必要があるかと思います!
1件当たりの獲得単価を考えよう
あなたのビジネスでは、売上1件につき利益はどのくらいでますか?
その利益を元に1件獲得するために掛けられる広告費を考えてみましょう!
その際、あまりにも利益率が少なく、1件に掛けられる広告費がない場合にはリスティング広告に不向きな商品と言えます。
そういった商品、サービスはリスティング広告の運用自体を検討し直す事をオススメします。
広告予算
広告予算を考えるための計算式です。
必要売上数 × 1件当たりの獲得単価
月一回は運用状況の見直しを!
月に一回は広告の予算、設定を見直して上げましょう!
その際に、検討の真ん中に置くべきは「売上目標に対してどうだったか?」です。
上手く行っていない場合には、改善点を洗い出し、PDCAサイクルを…
上手く行っている場合には、なにがよかったのかを検討する様にしましょう!
リスティング広告運用が上手く行っている時には…
投資対効果が見込めている状態です。
その場合、一番最初に定めた予算に縛られてしまっていてはもったいない!!!
そのため、対応可能な限り広告費を増やしてお客様の獲得に行くべきです。
リスティング広告運用が上手く行っていない時には…
その際には、もう一度ビジネスの状況を見直してみましょう。
どんだけお客様からの問い合わせが増えたとしても、お客様から契約をお願いされても商品供給ができる状況になっていなければ、意味がありません。
供給が出来ていない場合には、広告費よりも先に、事業の体制を見直す必要があります。
今回の締め
広告は費用の中でも売上に強く影響を及ぼします。
そのため、ビジネス現状を把握し、適切な予算で運用を心がける様にしましょう。
今回は、珍しくかなり難しめな内容を書きました。(疲れてるのか?)
「難しくてわからないよ!」「自分はどうしたらいいんだろう?」等思う方いらっしゃったら遠慮なくご相談ください。
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