
コンテンツマーケティングにおいては、
- 効果を生み出し始める
- 運用も安定的に周り始める
と非常に効果の高い施策となります。
また、資産として積み上げる事が出来るため、徐々に効果も上がって行きます。
しかし、成功して上手く集客や売上に結びつける事が出来ている企業のあれば、上手くいかず撤退している企業もあります。
その際の失敗原因の多くは、デメリットを把握せずに開始してしまった事が挙げられます。
そこで、今回は改めてコンテンツマーケティングのメリット・デメリットをまとめておきたいと思います。
是非、メリットもデメリットも把握した上で、継続性を持って取り組んでください。
目次
コンテンツマーケティングのメリット
幅広い顧客層にアプローチが出来る
通常、サービス提供用のサイトであったり広告を利用したりする場合には、すでに自身の悩みと解決方法がわかっている「顕在層」が自身の悩みを解決するためのキーワードを検索し、サイトにたどり着きます。
そのため、
- 自身の悩み
- 解決方法
を自分自身で把握している人には、アプローチが出来ますが、把握していない層に対しては、アプローチが出来ません。
それに対して、コンテンツマーケティングにおいては、ユーザの悩みを解決するためのコンテンツを発信していくことで、まだ自身の悩みや解決方法を把握していない、潜在層にもアプローチする事が可能となります。
この際に、「誰のどんな悩みを解決していくサイトなのか?」というサイトのコンセプト設計が非常に重要になります。
ご自身のサービスと、コンセプト設計、コンテンツに一貫性がないと、サイトに来てくれたのは良いけどコンバージョンに繋がって行かない。
といった事が起こってしまいます。
ユーザとの無理の無いコミュニケーション
一般的なコンテンツマーケティングでの施策の流れとしては、
コンテンツマーケティングにおいては、「ユーザが知りたい情報」をコンテンツ化しておき、ユーザが検索するなど「自身の知りたいタイミング」でコンテンツを見つける形になります。
そのため、ユーザが知りたいタイミングで、知りたい情報を提供出来るため、ユーザと良い関係を気づきながらコミュニケーションを取ることが出来ます。
また、良い関係、良い情報提供を続ける事ができれば、サイトや企業のブランディングやファン化にもつながって行きます。
作成したコンテンツは資産となり、継続して効果を生む
広告の場合、広告を出稿しているタイミングでは、効果を発揮してくれます。
しかし、広告を止めてしまうと、効果はなくなってしまいます。
それに対して、コンテンツマーケティングでは、作成したコンテンツは一度作成し利用したら無くなるわけではなく、継続的に効果を生み出してくれます。
そのため、良く「会社の資産」と言われ、継続して蓄積していけば行くほど効果は高まって来ます。
予算に合わせた施策が可能
コンテンツマーケティングの施策とは、端的に言うとブログを書くなどのコンテンツを作成する事です。
そのため、
- 予算がなく、時間が掛かっても良い:ご自身や、社内でコンテンツを作成する
- 予算もある、時間は少なくしたい:コンテンツ制作を外注する。
- 特定の記事でのコンバージョンが高かった:広告と併用する。
など、予算や目標までの期間に応じて、様々な施策が可能となります。
顧客の育成も可能
ブログ、メルマガ、SNSなど複数の場所でユーザとコミュニケーションが取れ、ユーザが欲しい情報を適切なタイミングで提供する事ができれば、
- ユーザにサービス購買までに必要な知識を順に提供することで購買につなげる
- 適切なコミュニケーションで、ファン化やロイヤルカスタマー(購入頻度も単価も高いお客様)になってくれる
- ブランド応援するアンバサダーになってくれる
など、お客様を次のステップに後押しする事も可能です。
また、それにより、LTV(顧客生涯価値)の最大化など売上数字面での拡大も見込めます。
デメリット
成果が出るまでに時間が必要
広告の場合には、広告を作成し審査を通過すればすぐにでもユーザの目に届く形が作れます。
しかし、コンテンツマーケティングの場合には、
検索:コンテンツが評価され、上位で表示が必要
SNS:拡散され多くの人に見て貰うためには、フォロワー数や日頃のコミュニケーションの積み上げが必要
また、上記の実現や、一定数の流入を得るためにも、多数のコンテンツが必要となります。
継続した更新が必要
コンテンツの企画・制作、効果検証やコンテンツの修正など、非常に多くの手間が掛かります。
そのため、開始後は専任者を置くなど、体制構築とそれに伴う人的リソースが必要となります。
デメリットとリソースを把握した上で取り組む
コンテンツマーケティングに関しては、メリットが非常に大きい反面、成果が出るまでの時間や継続した更新などのデメリットも大きくなっています。
そのため、デメリットと社内のリソースを把握しながら、継続することを念頭におき、無理の無い形で始めて、改善を繰り返していってください。
投稿者プロフィール

こんにちは。㈱シンラウンド代表の中島 達(@NakajimaSatoru)です。