これから動画編集を行うといった方におすすめしているFinal Cut Pro。
今回は、Final Cut Proを利用し、動画編集を行う上で基本となる
- 動画を必要な部分だけにする(カット)
- 動画を繋げる(トランジション)
- 動画を加工する(エフェクト)
の方法をご紹介します。
目次
動画をカットする
動画を編集する上で一番最初に行うのがカット。
カットをし、必要な部分だけにします。
動画をカットする
プロジェクトを選んだ状態で、中段にある[矢印]をクリック

[ブレード]を選択(「B」を押すだけでもOKです。)

切りたいところにカーソルを持っていってクリック

カットが出来ると、映像のところに点線が入ります。

いらない箇所を削除する場合には
同様にカットを行った上で、中段にある[カミソリのマーク]をクリックし[矢印]に戻す
(「A」を押すだけでもOKです。)

削除したい動画の部分を選択し、キーボードの「delete」を押す

動画を繋げる(トランジション)
- 動画をカットすると映像に切れ目を繋げる
- シーンを切り替える
など、2つの動画をトランジションと呼ばれるアニメーションのようなものを利用してつなげます。
トランジションを追加する
中段一番右にある[トランジションブラウザ]をクリックすると、トランジションが表示されます。

好きなトランジションを選び、映像の切れ目にドラッグします。

今回は、[ブラー]-[シンプル]のトランジションを利用していますが、適用されると以下のようになります。

私が一番良く利用するトランジション
Final Cutでは、無料で利用出来るトランジションが多く用意されています。
その中でも、上記でも利用した、[ブラー]-[シンプル]のトランジションをぼかしを”0″にして良く利用します。
もともと、ビジネス向けやYoutube用の動画の場合にFinal Cutを利用するのですが、ビジネス向けやYoutube用の場合にはあまり複数台のカメラや異なる視点からの映像は使いません。
そのため、あまり派手(効果の大きい)トランジションを利用せず、シンプルなものを利用し、つなげてるイメージを少なくしています。

動画を加工する(エフェクト)
動画に対して、白黒にしたり、色合いを調整したりなど加工を行います。
Final Cutでは、このエフェクトに関しても複数用意されています。
エフェクトを追加する
中段一番右にある[エフェクトブラウザ]をクリックすると、エフェクトが表示されます。

好きなエフェクトを選択し、映像の上にドラッグします

今回は、[50年代テレビ]のエフェクトを利用していますが、適用されると以下のようになります。

動画の色合いを調整する
自分で色合いを調整することも可能です。
動画を選択した状態で[カラーインスペクタ]をクリック

カラー、サチュレーション(彩度)、露出(明るさ)の調整が出来ます。
Final Cutの場合には、この色の調整機能が弱くなっている印象です。
そのため、映像としてのクオリティを求められるものの場合には、Final Cutを利用せず、Adobe Premiereを利用しています。
まとめ
今回は、動画編集を行う上で基本となる
- 動画を必要な部分だけにする(カット)
- 動画を繋げる(トランジション)
- 動画を加工する(エフェクト)
をご紹介させていただきました。
Youtubeやビジネス向けのものでしたら今回ご紹介させて頂いたもので充分かと思いますので、是非やってみてください。
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