
最近はコロナウィルスの関係もあり、いろんなものがオンラインになってきています。
弊社スタジオでも、勉強会やセミナーなどをライブ配信出来るようにしました。
そこで、今回は弊社スタジオで使っている機材や実際に行ったセッティングをご紹介させて頂きます。
もし、自社内でライブ配信(ライトなもの)ができるように整えたいと考えていらっしゃる方は参考にして頂ければと思います。
目次
目的とゴール
今回のセッティングに関しては、
- 20名程度のセミナーやワークショップをライブ配信で実施
- 配信に関しては、zoomを利用する
- 配信にあたっては、
- 講師は話をしている風景
- 講師の手元のPCと連動したパワーポイント資料
- ホワイトボード
が1画面で表示されるように設定する

といった事をゴールとしています。
セッティング概要

基本的には、
- 講師PCでの資料
- 講師用カメラの映像
- ホワイトボード用カメラの映像
を配信用PCに集めます。
その上で、配信用PCにてOBSというソフトを利用し、上記3つの映像を重ねています。
その重ねた映像をzoomで配信しています。
各機材とそれぞれが行っている事
キャプチャーボード
キャプチャーボードとは、ゲームや他のカメラで撮影した映像を録画や配信が出来る状況で、パソコンに取り込むためのものです。
今回、講師PCのスライドショーに関しても、講師の手元と連動させ配信するため、キャプチャーボードを利用し、映像としてPCに入力しています。
利用機材
「USB Type-C スマホ対応 超小型ビデオキャプチャーボックス ezcap265C」に関しては、金額も比較的安く、USBにもType-Cにも対応しているため、非常に使い勝手が良かったのでおすすめです。
講師用カメラ+マイク
講師を撮影するためのカメラ+マイクです。
会場内に参加者がおらず、音としては講師の声だけになるため、ピンマイクではなく、ガンマイクを利用しています。
今回、スタジオの備品として以下のものを用意していたので利用しましたが、HDMI出力できる家庭用ハンディカムなどでも充分かと思います。
利用機材
- カメラ:GY-HM175 ビデオカメラ
- マイク:RODE NTG1
ホワイトボード用カメラ
ホワイトボードのみを撮影するカメラです。
人とホワイトボードを1台のカメラで撮影してしまうと、
- ホワイトボードに明るさをあわせる:講師が暗くなる
- 講師に明るさをあわせる:ホワイトボードが白く飛ぶ
などが起きてしまう可能性があるので、ホワイトボード用のカメラを用意しています。
今回利用した機材に関しては、スタジオにある古いハンディカム(型番は忘れました)を利用しています。
配信用PC(iMac 中島私物)
配信用のPCでは、
- OBSというソフトを利用し、映像を3つ重ねる
- zoomを利用し配信を行う
を行っています。
この際、映像の配信に関しては、zoomの画面共有を利用しています。
YoutubeやFacebookなどのライブ配信の場合には、OBSから配信が出来るのですが、zoomの場合には出来ないため、画面共有を利用しOBS上の映像を配信しています。
また、音声に関しては、OBSに取り込まず、カメラ+マイクでの録音内容を直接zoomに取り込んでいます。
そして、配信用PCのスピーカーから音声を出力し、参加者の声などを確認出来る用にしています。
加えて、配信用PCに関しては、無線LANでは無く有線LANを利用し、ネット回線が切れないようにしています。
講師PC(講師持ち込み)
通常のセミナー同様に、スライドショーにして外部出力しています。
確認用PC(MacbookPro 中島私物)
配信された映像を確認しています。
また、その内容を講師確認用モニターに出力し、講師が確認出来るようにしています。
この際に、配信用PCが利用しているネット回線とは別の回線を利用し、配信用PCのネット回線を軽くしています。
まとめ
今回は弊社スタジオで使っている機材や実際に行ったセッティングをご紹介させて頂きました。
もし、自社内でライブ配信(ライトなもの)ができるように整えたいと考えていらっしゃる方は参考にして頂ければとおもいます。
スタジオにてライブ配信のサポートも行っております。
弊社スタジオでは、ライブ配信のサポートも行っております。
もし、勉強会やセミナーなどをライブ配信で行いたいなどございましたら、以下弊社スタジオサイトよりお問い合わせください。
投稿者プロフィール

こんにちは。㈱シンラウンド代表の中島 達(@NakajimaSatoru)です。