記事のネタがない!?コンテンツマーケティングでのネタ不足解消法

こんにちは。㈱シンラウンド代表の中島 達(@NakajimaSatoru)です。

最初の内はコンテンツを制作できていたができなくなってしまったというのは、良くある事です。

そういう自分も、今そういった状況に陥ったために、あえてこの記事を作りました。

「コンテンツを作る事ができなくなった」というのは分解すると、

  • 元々、企画を行っておらず、なんとなくなにを書けば良いかわからない。
  • 元々企画していたコンテンツを全て制作しきって、何を書けば良いのかわからない

という2つの状況があります。

そこで、今回はこの2つの状況において、「どの様に記事のネタを考えて行けば良いか?」をご説明したいと思います。

企画を行っておらず、なんとなくなにを書けば良いかわからない。

ブログの様に、毎日、個人で記事を作成している方の場合には、このパターンに陥りやすくなります。

このパターンの場合には、以下の様な手順でコンテンツの企画全体像を考えましょう。

  1. ペルソナ、カスタマージャーニーを作成する
  2. ペルソナ、カスタマージャーニーを元に、「ペルソナの悩み」「検索での主要キーワード」を検討。
  3. 検索での主要キーワードを元に、キーワード調査を行い、必要なキーワードを洗い出します。

この全体の設計図をまとめた上で、キーワード毎に記事を書いて行きます。
これにより、コンバージョンまでに必要な記事を一通り、書く事ができます。

その上で、すでに書いた記事と比較し、不足している記事を追加していきます。

企画していたコンテンツを全て制作しきって、何を書けば良いのかわからない

上記した設計図を作成の上で、記事を書ききってしまった際におこります。
こちらの場合には、制作すべきコンテンツの幅を広げて行く必要があります。

コンテンツの幅に関しては、以下の3つの広げ方があります。

1.カスタマージャーニーやペルソナを見直す

カスタマージャーニーやペルソナを再度見直す事で、

  • 他に必要なコンテンツはないか?
  • ニーズや悩みがないか?

を改めて確認します。

その際に、作成したカスタマージャーニーやペルソナとにらめっこをしていても新しい案は生まれづらいので

  • ペルソナにヒアリングをしてみる
  • SNSに投稿してみる
  • アンケートツール、キーワードツールを利用して、調査をする
  • Yahoo知恵袋などのQAサイトを見てニーズを確認する

などを行うと新しい案が生まれやすくなります。

今回、私もFacebookに投稿したところ、多くの方が案をくれました。
皆さん本当にありがとうございます!

2.すでに公開済みの記事を見直して細分化

すでに公開済みの記事を見直し、細分化する手法もあります。

例えば、「WordPressのインストールから初期設定」に関して初心者向け、すでに記事を書いていたとします。

その場合には、

  • 別のレンタルサーバでのインストール方法の部分だけコンテンツを制作する
  • 中、上級者向けの内容を別記事にし制作する

などが可能です。

この際に、

  • 記事の使いまわし
  • 同じ内容を改めて書く

といった事とは異なりますので、注意してください。

3.想定とのズレを把握し、コンテンツ化していく

まず、すでに記載済みの記事において、

  • Google Analyticsを利用し、どのような読者が見ているか?
  • Search Consoleを利用し、どのような検索クエリで記事に来ているか?

を確認します。

その上で、

「想定された読者層」「想定していた検索クエリ」で記事が読まれているかを確認します。

どちらも想定どおりの場合には、ズレが無くコンテンツ制作側とユーザ側の意識があっています。
しかし、どちらかにズレがある場合には、そのズレがコンテンツのネタになります。

上記と同様の例で、「WordPressのインストールから初期設定」に関して初心者向けに、すでに記事を書いていたとします。

その際に、

  • WordPress インストール
  • WordPress エックスサーバ インストール

などの検索クエリがあった場合には、ユーザには「エックスサーバでのインストールが知りたい」というニーズがあることがわかります。

その場合には、「エックスサーバでのインストール方法」を記事にする事で、よりユーザの役に立つ事ができます。

コンテンツの幅を広げる上での注意点

コンテンツの幅を広げる際には、サイトのコンセプトからのブレには気をつけてください。

ターゲットの役に立つ事を書いていれば、サイトへのアクセスを集める事はできます。

しかし、サイトのコンセプトから大きくブレてしまうと、

  • 特定の専門性の不足
  • 専門性から来る、信頼感の不足
  • 専門性、信頼感によるファン化が難しくなる

といったリスクがあります。

そのため、メインテーマや扱う範囲を決め、その上でコンテンツ化するかどうかを検討してください。

どのような方法であっても、ユーザに役立つ記事を

今回、コンテンツのネタ不足解消法について、お伝えさせて頂きました。

コンテンツというのは、ユーザの課題解決を行うものです。

そのため、どのような方法を取るにしても、ユーザ目線を持って制作するようにしましょう。

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投稿者プロフィール

中島 達(Nakajima Satoru)
中島 達(Nakajima Satoru)
株式会社Synround 代表取締役

「続ける。 」をコンセプトに、Webマーケティングにおける戦略立案/サイト制作/システム保守/コンテンツ制作を実施。

web、動画は作っただけでは意味が無くて、そこから育てて行く物。ただ、中小企業、小規模税理士事務所では人や費用により続けることが難しいため、続けるための環境作りをしてます。

過去の事業:Webサービス×2、レンタルスペース5店舗

ABOUTこの記事をかいた人

株式会社Synround 代表取締役 「続ける。 」をコンセプトに、Webマーケティングにおける戦略立案/サイト制作/システム保守/コンテンツ制作を実施。 web、動画は作っただけでは意味が無くて、そこから育てて行く物。ただ、中小企業、小規模税理士事務所では人や費用により続けることが難しいため、続けるための環境作りをしてます。 過去の事業:Webサービス×2、レンタルスペース5店舗