1枚構成のホームページでSEO対策を…と言われても…

こんにちは。中島 達(@NakajimaSatoru)です。

先日、昔勤めていた税理士事務所の先輩から、

「ホームページが完成したんだけど、検索した際に特定のキーワードで上位に表示するためにはどうしたらいいの?」

と相談を頂きました。

そこで、サイトを確認したところ…

  • 1枚の縦長のホームページ
  • CMSが入っていない

という状況だったため、

「今のままだと、検索対策は難しいです。」
「広告を使って他の流入を考えた方が良いと思いますよ。」

という話をさせて貰いました。

今、ペライチやWixなど簡単にホームページを作れるサービスが複数あります。
また、ホームページに関しては無いと会社や事業の存在が疑われてしまうため、無いわけには行きません。

そのため、「とりあえずホームページを作る」という方も多くいるかと思います。

しかし、ご自身なり社員に修正出来るだけのスキルを持った人がいれば、「とりあえず」で作ったあとでも修正出来ますが、そうでない場合には、お飾りホームページになってしまいます。

そこで今回は、今回の相談を題材に

  • なぜ検索への対策(SEO)が出来ないのか?検索で上位に表示するためにはどのようなものが必要なのか?
  • なにがいけなかったのか?どの様なことが必要だったのか?

について、

  • 自身で考えなければ行けないこと。
  • 制作者(制作会社)と一緒に考えなければ行けないこと。

を書きたいと思います。

まず、サイトの詳細な状況について

サイトの詳細な状況としては、以下のような形でした。

  • 1枚の縦長ホームページ。
  • WordPressなどのCMSは入っていない。
  • 打ち合わせに関しては、ほとんど行われておらず、文言を渡して、とりあえず作るといった形。
  • 制作会社に確認したところ、コンバージョン重視での作成。
  • 費用は安め

CMSとは?

HTMLやCSSのようなプログラミングを行わず、文章と画像を入力するだけで、ホームページやブログ記事を作れる仕組みのことです。
代表例:WordPress、Movable Typeなど…

なぜ、検索対策(SEO)が出来ないのか?

SEO対策に関しては、いろんな方法はあるんですが、一番重要なのが「記事を書く」ということです。

基本的に、「検索」とは、困っていることを解決するために行います。

そこで、ターゲットの悩みや知りたいことを明確にし、記事を書いていくことで、検索に表示されるようになり、サイト全体でも上位に表示されていくようになります。
(記事の書き方やキーワードの選び方などは、気が向いたら別の記事で書きます。)

しかし、今回のサイトに関しては、CMSが導入されておらず、記事を書ける環境がありませんでした。

では、このホームページは何がいけなかったのか?

ここまでの話を読んで頂くと、

  • 1枚の縦長のホームページが悪い。
  • CMSが入っていないのが悪い。

と思われるかと思います。

もちろん、これも悪かったのですが…

一番悪かったのは、

  • 事業全体の戦略や顧客獲得の流れ
  • ホームページの目的
  • ホームページへの新規流入方法

などの、ホームページを作る上での基本的なことを話をせずに、「とりあえずホームページを作る」ということに走ってしまったことです。

補足:1枚の縦長のホームページが全て悪いわけではありません。

このままでは、「1枚の縦長のホームページはダメ」になってしまいそうなので補足去せていただきます!

1枚構成のホームページが全て悪いわけではありません。(今回の場合は悪いですが…)

広告を利用する際のランディングページとするなど、使い方によっては、

トップページがあって…
サービスページがあって…
問い合わせがあって…

という良くあるホームページよりも効率良く集客やお問い合わせに繋げることも出来ます。
要するに、使い方次第ですね。

制作会社は一緒に考えてくれないのか?自分達ではどの程度考えるべきか?

こういった、マーケティングの要素の部分に関しては、正直に言ってしまうと、制作会社の特色と予算によります。

元々マーケティングが得意な会社ですと、踏み込んで来てくれます。
その分、費用は高くなります。

しかし、マーケティングの部分に関しても一緒に作ってくれる会社だったとしても、全てを丸投げはダメです。

ホームページを制作する際の手順と役割分担

簡単にではありますが、ホームページを制作する際には以下のような順で考えて行きます。

  1. 事業全体の戦略(事業の目的、3C、ペルソナ設計など)の検討
  2. 顧客獲得までの流れ(カスタマージャーニーなど)の検討
  3. ホームページの目的やゴールの検討
  4. どのようにサイトに来てもらって、どのようにゴールに行ってもらうか?
  5. 実際の制作(サイト構成、ワイヤーフレーム、デザイン、コーディングなど)

この際に、1~3に関しては、ご自身(自社)でも必ず一度考えて下さい。
これがホームページを検討していく上での土台になります。

その上で…

マーケティングまで入ってくれる会社の場合には、2,3を自身で検討したものを、制作会社と一緒に改良していく。
4,5に関しても一緒に検討していく。

という体制が作れれば、マーケティングの意図反映したサイトが制作出来るかと思います。

制作だけの会社の場合には、5のみになってしまう場合があります。
5を行う上で、3,4のことをざっくりとは聞いてはくれますが、確認レベルの場合もあります。

その際に、4に関しては皆さんが考えた内容がそのままサイトに反映されたり、皆さんが考えていなければ抜け落ちてしまうこともあります。
(今回の例のような形ですね。)

本来は抜けてしまう業者を選ぶべきでは無いのですが、製作途中で気がついても業者の変更は出来ません。
そのため、もし「抜けがあるな…」と感じたら積極的に話を振り、少しでも埋めていくようにしましょう。

何のためのサイトか?を明確に

ホームページを作る上で大切なことは多々あるのですが…

最近見ていて、「何のために作るのか?」というのが抜け、「とりあえず作る」という方が多くいる印象を持っています。

ホームページから集客や売上につなげていくためには、

  • 何のためにホームページを作るのか?(目的)
  • ホームページの目的達成のため数値目標
  • 数値目標達成に必要な施策(行動)

と逆算し、施策を継続して行うことで初めて、効果が出てきます。

大本となる「ホームページの目的」がなければ数値に落とし、行動にすることは出来ません。
そのため、ホームページの目的を考えて見てください。

投稿者プロフィール

中島 達(Nakajima Satoru)
中島 達(Nakajima Satoru)
株式会社Synround 代表取締役

「続ける。 」をコンセプトに、Webマーケティングにおける戦略立案/サイト制作/システム保守/コンテンツ制作を実施。

web、動画は作っただけでは意味が無くて、そこから育てて行く物。ただ、中小企業、小規模税理士事務所では人や費用により続けることが難しいため、続けるための環境作りをしてます。

過去の事業:Webサービス×2、レンタルスペース5店舗

ABOUTこの記事をかいた人

株式会社Synround 代表取締役 「続ける。 」をコンセプトに、Webマーケティングにおける戦略立案/サイト制作/システム保守/コンテンツ制作を実施。 web、動画は作っただけでは意味が無くて、そこから育てて行く物。ただ、中小企業、小規模税理士事務所では人や費用により続けることが難しいため、続けるための環境作りをしてます。 過去の事業:Webサービス×2、レンタルスペース5店舗