こんにちは。㈱シンラウンド代表の中島 達(@NakajimaSatoru)です。
サーバへの不正アクセスに関しては、日本国内よりも海外からのものが圧倒的に多くなっています。
そのため、日本のレンタルサーバの多くは、海外からのアクセスを制限しています。
結果、サーバの設定変更を行わずWordPressの管理画面にアクセスしようとするとアクセス出来ないようになっています。
そうは言っても、今後は海外で作業をしたりする方も多くなるかと思いますので、
- 設定の変更方法(エックスサーバ、サクラレンタルサーバ、ロリポップ)
- 設定を変更する際の注意事項
をご説明します。
目次
設定の変更方法
エックスサーバー
エックスサーバの管理画面にログインし、[WordPressセキュリティ設定]をクリック

対象のドメインを選択してください。

[ダッシュボード アクセス制限]をOFFに変更し、[設定する]をクリックしてください。

sakuraレンタルサーバ
sakuraレンタルサーバの管理画面にログインし、[セキュリティ]-[国外IPアドレスフィルタ]をクリック

[無効(制限しない)]にチェックを入れ、[保存する]をクリック

ロリポップ
ロリポップの管理画面にログインし、[セキュリティ]-[海外アタックガード]をクリック

対象のドメインで[無効にする]をクリック

設定を変更する際の注意事項
冒頭でもお話しさせて頂いた通り、海外からのアクセス制限に関しては、セキュリティ対策によるものです。
そのため、海外からアクセスする際には、以下を意識してください。
必要な時にだけ設定する
サーバの管理画面に関しては、海外からもアクセスが可能です。
そのため、WordPressに投稿するタイミングなど、必要な場合にだけ、海外からのアクセスを許可し、不要時には必ずアクセス出来ないよう設定を戻すようにしてください。
できるだけフリーのネットワーク回線を利用しない
海外でもフリーWifiは施設によっては利用出来ます。
しかし、信用出来るネットワーク回線ならまだしも、カフェなどで利用可能なネットワーク回線を出来るだけ利用しない事をおすすめしています。
信用出来る回線もしくは、海外向けのPocketWifiなどを利用し接続するようにしましょう。
自分は関係無いと思わない
WordPressに関しては、世界中で一番使われているCMS(ブログやサイトを作るシステム)になっています。
そのため、WordPressを狙ってくる人も非常に多くなっています。
そして、ハッキングやクラッキングの目的は様々で、「良く聞く情報の抜き出し」だけでなく、
「サイトの設定を変更し、別のページに自動で遷移させる」などもあります。
(この場合、サイトの大小はあまり関係なくなります。)
そうなってしまうと、会社、事業の信頼失墜に繋がってしまいます。
そのため、セキュリティに関しては、「自分は関係ない」と思わず万全の体制をつくりましょう。
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