苦手なら辞めとべき。WordPressでのPHPバージョンアップ方法

こんにちは。中島 達(@NakajimaSatoru)です。

WordPressに関しては良く、「簡単」「誰でも出来る」と言われ、苦手な人向けに、ブログ作りのワークショップがあったり勉強会があったりします。

ただ、多くの場合は、テーマを変更する。ブログを書くなどの表面的なことで、システム運営のことまでを教えてくれません。

その中でも今回はシステムの基盤となる、phpのバージョンアップ方法に関して記載いたします。

※Wordpressを運営していくための必要なシステム運営の全体像に関してはこちらを参照下さい。

WordPressは簡単じゃない?WordPressを使う上で必要なシステムメンテナンス。

大前提:苦手なら出来るだけ自分でやるのは辞めましょう。

このphpのバージョンアップというのは、wordpressを非常良くに真っ白にしてくれます。
しかも、状況によってはバックアップから復元することが出来ません。

そのため、本当に最悪の状況になるとバックアップを取ったデータを元にサイトを再構築する必要があります。

そのため、もし「phpってなに?」って方はご自身でやるのは辞めてちゃんとプロにお願いしましょう。
(もし、周りにプロがいない場合には、ご相談下さい。)

補足:なんでバックアップで戻せない場合があるの?

phpのバージョンアップに失敗し復元する場合には、

  1. phpのバージョンを元のバージョンに戻す
  2. バックアップを復元する

という手順になります。

この際に、phpのバージョンが古すぎたり、レンタルサーバ会社によっては、元のphpのバージョンに戻せない場合があります。

そうなると、バックアップを戻すこともできなくなります。

step1.まずはバックアップを

まずはバックアップを取って下さい。
もし、日頃から取ってない方は、こちらの記事を参考にバックアップを実施して下さい。

UpdraftPlusのインストールからバックアップ実施まで

その際に、バックアップデータをサーバ内に保管している場合には、FTPソフトなどを利用し自分のパソコンに保管しておきましょう。

Step2.現在のphpのバージョンとwordpressのバージョンを確認する

まずは現在のphpとwordpressのバージョンを確認します。

phpのバージョン確認

今回は良く利用される、

  • ロリポップ
  • さくらレンタルサーバ
  • エックスサーバ

の3つでの方法を記載します。

さくらレンタルサーバの場合

サーバの管理画面にログインし、左メニューにある[PHPのバージョン選択]を選択

[現在のバージョン]を確認

ロリポップの場合

サーバの管理画面にログインし、[サーバの管理設定]-[PHP設定]を選択

[バージョン]を確認

エックスサーバの場合

サーバの管理画面にログインし、[PHP Ver.切替]を選択

対象のドメインの[選択する]をクリック

[現在のバージョン]を確認

wordpressのバージョン確認

ダッシュボードの概要欄にて確認が出来ます。

step3.phpバージョンアップによる影響範囲を調べる

テーマや、プラグインなど、更新が止まってしまい、最新のphpバージョンに対応していないものもあります。
最新のphpバージョンに対応していないプラグインがあると、間違いなくサイトが真っ白になります。

そこで、事前に「PHP Compatibility Checker」というプラグインを利用し、対応しているかを確認します。

影響範囲の確認手順

PHP Compatibility Checkerをインストールし、有効化

左メニューの[ツール]-[PHP Compatibility]を選択

対象のphpバージョンを選択し、[サイトをスキャン]を選択
(2020年1月時点では、最新はphp7.3になります。)

スキャンが完了すると、スキャン結果が表示されます。

今回はありませんでしたが、このスキャン結果の中に絵エラー表示がある場合には、必ず対応しましょう。
かなりの高確率で真っ白に出来ます。

エラー表示への対応

これは、状況によって異なるので、詳細な記載は割愛します。
ただ、これを自身で解決出来ない場合には、ココで辞めておくことをおすすめします。

プラグインの場合:

  • 必要なプラグインかどうかを判断する
  • 不要の場合には削除。
  • 必要な場合には、そのプラグインの最新版が現在のwordpressとphpのバージョンで動作するか確認をし、動作するようならバージョンアップを行い、再度スキャン。
    再スキャンをしてもエラーとなる場合には、同様の機能を持つ別のプラグインで対応。
  • もし、現在の環境で動かない場合には、一度削除の上、phpのバージョンアップ後に再度インストール

テーマの場合:

  • そのテーマの最新版が現在のwordpressとphpのバージョンで当該プラグインが動作するか確認をし、動作するようならバージョンアップを行い、再スキャン。
    再スキャンをしてもエラーとなる場合には、テーマ変更を検討。
  • もし、動作しない場合には、一度テーマを変更し、バージョンアップ後に戻す形で対応出来るかと思います。

step4.phpのバージョンアップ

いよいよ実際にphpのバージョンアップを実施していきます。

さくらレンタルサーバ、ロリポップ、エックスサーバそれぞれの方法を記載しますので、ご自身のサーバに併せて確認して下さい。

さくらレンタルサーバ

サーバ管理画面にログインし、左メニューにある[PHPのバージョン選択]をクリック

対象のバージョンを選択の上、[変更]をクリック

ロリポップ

サーバ管理画面にログインし、左メニューにある[PHP設定]をクリック

対象のドメインのバージョンを変更の上、[変更]をクリック

エックスサーバ

管理画面にログインし、メニュー内にある[PHP Ver.切替]を選択

対象のドメインを選択

変更後のバージョンを指定し、[変更]を選択

step5.動作確認

動作の確認のため、

  • サイトに行き、ブログ記事やカテゴリーページ、固定ページなどの表示を確認
  • テスト的に記事を投稿してみる

などを行ってみて下さい。

特に問題がなければ、完了となります。
(トラブルがあると、基本的に真っ白になります。)

補足:データベース接続エラー(Error establishing a database connection)

ロリポップの場合ですと、「データベース接続エラー(Error establishing a database connection)」が発生する場合があります。

もし、出た場合には、データベースのパスワード書き換え作業が必要となります。
こちらに関しても簡単に手順を記載します。

データベース接続エラー(Error establishing a database connection)への対応手順

ロリポップの管理画面にログインし、左メニューから[データベース]を選択

[パスワードを確認]をクリックし、パスワードを確認する。(メモまたはコピーしておきましょう。)

[パスワードを再設定する]を選択し、先程確認したパスワードを入力する。

本当に慎重にやって下さい。

冒頭にも記載しましたが、この作業に関してはトラブルが多く起こる作業になります。

そのため、Web/IT屋じゃ無い方の実施は全くおすすめしていません。(記事にはしましたが…)

もし実施される場合には、「サーバの管理画面開いて、クリックするだけでしょ?」とせず、しっかり準備をして行って下さい。

また、この更新作業に関しては、頻度はさほどありません。(状況によりますが、年に1回2回程度かと思います。)
そのため、苦手でしたら自分でなんとかしようとせず、Web屋に依頼することをおすすめします。

投稿者プロフィール

中島 達(Nakajima Satoru)
中島 達(Nakajima Satoru)
株式会社Synround 代表取締役

「続ける。 」をコンセプトに、Webマーケティングにおける戦略立案/サイト制作/システム保守/コンテンツ制作を実施。

web、動画は作っただけでは意味が無くて、そこから育てて行く物。ただ、中小企業、小規模税理士事務所では人や費用により続けることが難しいため、続けるための環境作りをしてます。

過去の事業:Webサービス×2、レンタルスペース5店舗

ABOUTこの記事をかいた人

株式会社Synround 代表取締役 「続ける。 」をコンセプトに、Webマーケティングにおける戦略立案/サイト制作/システム保守/コンテンツ制作を実施。 web、動画は作っただけでは意味が無くて、そこから育てて行く物。ただ、中小企業、小規模税理士事務所では人や費用により続けることが難しいため、続けるための環境作りをしてます。 過去の事業:Webサービス×2、レンタルスペース5店舗