
このブログでも設定している、サイドバーでの人気記事。
この設定により、サイト内の回遊率を上げる事が出来ます。
また、その結果SEOやコンバージョンにも繋がって来ます。
今回は、
- サイドバーに人気記事を表示するメリット
- サイドバーに人気記事を表示する場合の気をつけるべきこと
- WordPress Popular Postsのインストールから設定方法まで
をご紹介します。
目次
サイドバーに人気記事を表示するメリット
- 検索から来る、その記事だけ読みたかったユーザー
- SNSから来る、そのメディア自体に興味があったユーザー
などのユーザ対して、人気の記事を設定する事で、ユーザが元々求めていた以外の人気記事を知ってもらう事が出来ます。
そしてクリックし記事を読んで貰える事で、
- サイト回遊が生まれる
- 滞在時間が増加する
などのユーザのサイト内での動きが生まれ、SEOにも良い影響が出ます。
また、コンバージョンの高い記事が人気の記事となっているサイトでは、コンバージョンも生まれやすくなります。
サイドバーに人気記事を表示する場合の気をつけるべきこと
上記でも記載させて頂いた通り、サイドバーに人気記事を表示する事には、回遊率を上げるなど多くのメリットがあります。
しかし、コーポレートサイトのように回遊率を上げたくないサイトなど、サイトの目的によっては、「本当に見せたい記事やページに遷移しない」など人気記事がマイナスに働いてしまう場合もあります。
そのため、サイトの目的や導線の設計が非常に重要になってきます。
プラグイン:WordPress Popular Postsの使い方
プラグイン:WordPress Popular Postsのインストール&有効化
管理画面にログインし、[プラグイン]-[新規追加]をクリック

検索窓に「WordPress Popular Posts」と入力

「WordPress Popular Posts」を「今すぐインストール」⇛「有効化」を実施

プラグイン:WordPress Popular Postsの設定方法
[設定]-[WordPress Popular Posts]をクリック

[ツール]をクリック

「アイキャッチ画像」の設定

デフォルトのアイキャッチ画像
アイキャッチが設定されていない場合に使われる画像になります。
全ての記事にアイキャッチが設定去れている場合には不要ですが、過去に設定されていない記事がある(可能性がある)などの場合には設定しておきましょう。
画像の取得元
- アイキャッチ画像
- 本分内の最初の画像
- 最初の添付ファイル
- カスタムフィールド
のうち、どの画像を利用するかの設定になります。
基本的には、アイキャッチ画像で大丈夫です。
Lazy load
表示速度を早めるための設定になります。
この機能に関しては不具合も報告されているので、Noにしておきましょう。(2020年3月現在)
「データ」の設定

閲覧を記録する対象者
- 訪問者のみ
- ログインユーザのみ
- 全員
の中から、記録の対象となるユーザを選択します。
純粋な読者(運営者以外)とした方が良いため、基本的には「訪問者のみ」に設定
ログ上限
データを残す期間の設定をします。
上限を無効に設定してしまうと、サーバに負荷がかかるため、基本的には180日としておきましょう。
ウィジェットをAJAX化
キャッシュ系のプラグインを利用しており、WordPress Popular Postsが上手く動かない場合にのみ、「有効」にしてみてください。
その他設定
以下の3つに関しては、基本的に変更しなくて大丈夫です。
- データキャッシュ
- キャッシュ更新間隔
- データサンプリング
「その他」の設定

リンクの開き方
クリックした際に、別ウインドウで表示させたい場合には、「新しいタブまたはウインドウ」を選択。
特にない場合には、「現在のウインドウ」のままで大丈夫です。
プラグインのスタイルシートを使う
ご自身でこのプラグインに合わせてCSSを作成している場合にのみ、「無効」にしてください。
ランキングの情報を削除したい場合には
以下をクリックする事で、蓄積されたデータを削除する事が出来ます。

プラグイン:WordPress Popular Postsのサイドバーへの追加方法
[外観]-[ウィジェット]をクリック

[WordPress Popular Posts]をクリックし、[サイドバー]が選択されている事を確認の上で、[ウィジェットを追加]をクリック

プラグイン:WordPress Popular Postsのサイドバーでの表示設定
ウィジェットの画面から表示の設定を行います。
基本設定

タイトル
指定したタイトルがランキングの上部に表示されます。

最大表示数
サイドバーに表示する件数を設定します。
10件では多いので、5件程度にしておくと良いと思います。
ソート順
- 総閲覧数
- 1日の平均閲覧数
- コメント
の中から、並び順の設定を行います。
基本的には、「総閲覧数」を選択しておきましょう。
「フィルター」の設定

計測期間
計測期間の設定を行います。
見せたいものにより、設定を変えましょう。
更新頻度が多く、最新のものを見せたい場合:期間を短く設定
ブログを始めたばかり:全期間
投稿タイプ
ランキングの対象となる記事の種類を設定します。
基本的には、postのままで大丈夫です。
もし、固定ページも含めたい場合には、pageも追加してください。
除外する投稿 ID
表示したくない記事がある場合には、ここで設定をします。
投稿IDに関しては、記事の投稿画面のURLから確認する事ができます。

タクソノミー
ランキングに表示するカテゴリー、タグ、投稿者IDを絞りたい場合には設定を行います。
投稿設定

ランキングに表示される
- タイトル
- 抜粋
- サムネイル画像
の設定を行います。
デザインに合わせて設定してあげてください。
統計タグの設定

ランキングに表示したい項目にチェックを入れてください。
人気記事の設定に関してはサイトの目的に合わせた表示を
サイドバーに人気記事を表示する事で、
- サイト内回遊が生まれやすく、SEOに影響がある
- コンバージョンの増加にも期待
などの、メリットが多くあります。
しかし、コーポレートサイトのように回遊率を上げたいサイトなど、サイトの目的によっては、人気記事がマイナスに働いてしまう場合もあります。
そのため、サイトの目的やページの目的に合わせて表示するようにしましょう。
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こんにちは。㈱シンラウンド代表の中島 達(@NakajimaSatoru)です。