
動画を活用する上で、本来は「どのような目的に利用するのか?」を検討した上で、必要に応じた動画を作成する必要があります。
しかし、実際には「動画でなにかできない?」という相談を私も頂く事があります。
新しい方法を試して見るというのは悪い事ではありません。
しかし、これでは、動画を使う事が目的になってしまい、事業における目的達成ができません。
そこで今回は、事業におけるマーケティング分野において、
- 動画はどの様な目的で利用すれば良いのか?
- その目的の際には、どの様な動画を作れば良いのか?
という事をお伝えさせて頂きます。
認知獲得
認知獲得とは、商品やサービスを全く知らない人に知ってもらう事です。
動画の種類としては、規模が一番大きいものですと、テレビCMになります。
またそれ以外でも、動画広告。バズ目的での動画などが挙げられます。
そのため、動画としては、
- 目新しさ
- 面白さ
- インパクト
などを盛り込み、これまで商品やサービスを知らなかった人に興味を持ってもらう。
また、動画自体を見たい。シェアしたいと思ってもらえる内容にする必要があります。
そのため、
- 企画
- 映像のクオリティ
が求められる事から、多くの場合制作会社への依頼が必要となります。
商品プロモーション
商品やサービスにある程度興味を持っているユーザに対して、
- 特徴や強み
- 競合との比較
- 利用イメージ
- 信頼性
などを伝え、購入の後押しをします。
そのため、商品プロモーションの場合には、
- 商品説明
- レビュー
- お客様事例
などを動画化し、YoutubeやSNSなどでの配信だけでなく、サイトへの掲載なども良く行われます。
ファン化(ブランディング)
企業や商品・サービスへの信頼性を高め、ファンになってもらう事を目的に行います。
商品やサービスなどの、より深い情報、最新情報、それらに付随する情報を提供し、企業や商品・サービスのブランディング、ロイヤリティを向上させていきます。
そのため、すでに自社のサービスや商品を知っている人に向け、動画を配信するため
- 商品やサービスの使い方(チュートリアル)
- レシピなど、商品やサービスを一歩進めた利用方法
- 会員制サイトなどを利用したフォロー動画
などが挙げられます。
また、個人のブランディングを考える際には、Vlogなども含めて行う場合もあります。
動画は目的とKPIをきちん定めた上で利用する
動画を制作・発信・効果検証をしていると、3つの分類を跨っている動画が出来る場合もあります。
例えば、元々の目的は商品プロモーションだったにも関わらず、商品プロモーション自体がバズり、認知を獲得できた場合。
このような事が起こると、「商品プロモーションとして、購買にはつながらなかったけど、バズったし成功だった。」といった本来の目的と異なった評価がされてしまう場合もあります。
確かにバズらないよりも、バズった方が良いかもしれませんが、しかし、本来の目的が達成できていなければ意味がありません。
そのため、「マーケティングにおける施策の一つとして動画を利用する」という考えのもと、
- どの様な目的で動画を使っているか?
- 目的に応じたKPI
を設定した上で動画を活用してもらえればと思います。
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こんにちは。㈱シンラウンド代表の中島 達(@NakajimaSatoru)です。