こんにちは。㈱シンラウンド代表の中島 達(@NakajimaSatoru)です。
動画制作というと、多くの方が
- 難しそう
- コストが掛かりそう
という印象を持っているかと思います。
しかし、実際には、テレビやCMなどのクオリティ重視でプロに高いお金を払ってやって頂く分野もあれば、家庭用ビデオカメラ(ハンディカム)や一眼レフカメラで撮影してYoutubeや会員サイト向けに利用し、自分作成出来てしまう分野もあります。
そこで今回は、
- どういった分野なら、自分動画制作が出来るのか?
- 自分でやる場合に、必要な機材一覧
をまとめたいと思います。
目次
どういった分野なら、自分動画制作が出来るのか?
ご自身で出来るものとしては、
- カメラを固定したままで、撮影技術などは必要ない
- 編集も、BGMやカット、テロップを挿入する
といったものでしたら、ご自身でも可能です。
そのため、
- カメラの前に座り、説明を行っている
- 製品やサービスの利用方法を伝える
などは可能です。
それに対して、視聴者に伝えたいものがイメージやブランドなど、印象が重要視されるものの場合には、
- 相応の機材
だけでなく、必要な印象を伝えるため
- 撮影技術
- 編集技術
が必要になるため、プロにお願いをすべきです。
それ以外の動画制作をお願いすべきタイミング
動画を量産する場合には、外部に依頼するのも良いと思います。
撮影はカメラの前で話をすればすぐに可能なのですが、編集に関しては、時間が掛かってしまいます。
そのため、
- Youtubeなどでの認知を目的とする
- 製品やサービスの説明のため、複数本必要
といった場合には、外注してし、編集だけやってもらうのも良いかと思います。
現在だと、クラウドソーシングサービスを利用する事で、1本5,000円程度から編集を請け負ってくれる方もいます。
(動画の長さや、編集内容によって金額は異なります。)
自分で動画制作をする際には、どのような機材が必要か?
動画制作をする際には、
- カメラ
- マイク
- 三脚
- 編集ソフト
が必要となります。
カメラ
良い映像を作りたいのでしたら、カメラに関しては、業務用のビデオカメラが利用出来るのがもちろん良いです。
しかし、業務用カメラでは
- 金額が高い
- 操作が難しい
といったこともあり、これから始める人には向いていません。
そこで、以下3つを使い分けて利用するのが良いと思います。
- スマホ
- 一眼レフカメラ
- 家庭用ビデオカメラ
スマホ
iPhone11など、最近のスマホであれば画質は十分かと思います。
しかし、音声に関しては聞き取りづらく、その他環境音も入ってしまいます。
そのため、
- 自分しかいない環境などでの撮影
- 環境音が入ってもよい内容の撮影
でしたら問題ないかと思います。
一眼レフカメラ
一眼レフの動画撮影機能を利用すれば、かなり画質の良い動画が撮影可能です。
ただし、一眼レフの一番の難点は、29分59秒までしか撮影が出来ない点です。
そのため、セミナーなど30分以上になる撮影でなければ一眼レフカメラで良いかと思います。
私も、ほとんどの動画撮影を一眼レフカメラ(Canon 5D Mark Ⅳ もしくは、Canon Kiss 7i)で行っています。
最近だと、
- sony α7Ⅲ
- LUMIX GH5
などを利用されている方が多いかと思います。(ただ、いずれも20万前後とちょっと高い…)
家庭用ビデオカメラ
一眼レフカメラほど、画質はよくありません。
しかし、
- 撮影時間に上限がない
- ACアダプターを繋ぎながら撮影できる
など、セミナー等の長時間の撮影に向いています。
おまけ:アクションカメラ
最近だと、GoProなどのアクションカメラでも
- 画質は問題無し(4Kも撮影可能)
- 手ブレ補正なども高性能なものが付いている
と行ったことから、十分に撮影できるかと思っています。
特に、動きながら撮影する場合には、家庭用ビデオカメラを利用するよりも、アクションカメラの方がキレイな映像が撮れるかと思います。
マイク
iPhone、一眼レフ、家庭用ビデオカメラいずれにおいても、喋っている人の声以外にも環境音と呼ばれる周りの音を人ってしまったりと、録音が機能として弱くなっています。
音が綺麗に録れていないと、動画を見る人に情報が正しく伝わらないだけでなく、不快にさせてしまうなどデメリットが多くあります。
そのため、以下のような外付けマイクを購入して利用することで音をキレイに取る事が出来ます。
(いずれも1万円以下で購入でき、おすすめです。)
また、最近だとiPhoneにつけられる外部マイクなどもありますので、もしiPhoneやGoProなどで撮影を考えている方は利用してみてください。
三脚
もちろん、カメラを持ちながら撮影する事も可能です。
しかし、手ブレだったり、呼吸などによる上下動など、小さな動きは必ず生まれてしまいます。
そのため、三脚を利用し、カメラを固定することでキレイな映像にする事が出来ます。
三脚に関しては、高さだけ意識していただければ、何でも大丈夫かと思います。
編集ソフト
- iMove(無料)
- Windows ムービーメーカー(無料)
- Final cut pro(有料)
- Premiere Pro(有料)
- Davinci Resolve(有料)
など、多くの編集ソフトがあります。
その中でもおすすめなのが、
- Final cut pro(有料)
- Premiere Pro(有料)
です。
この2つは、多くの事が出来る分、操作や調整が難しくなっています。
しかし、「チュートリアル」と呼ばれる利用方法を説明した動画がYoutubeなどに多くアップされているため、なにかわからなくても調べればわかるかと思います。
また、おしゃれなエフェクト(文字を出したり、画像を出したりなどの効果)がダウンロードし利用できたり(有料・無料ともにあります。)するため、ちょっとの手間とお金でおしゃれなものを作成できもします。
Final cut proとPremiere Proはどちらが良い?
「Final cut proとPremiere Proはどちらが良いと思いますか?」という事を良く聞かれるのですが、Macの方にはFinal cut proをおすすめしています。
Final cut proの方が直感的に操作が可能なためです。
しかし、Macでしか利用出来ません。
ちなみに、私はMacのため、
- クライアントワークと自分の動画でもクオリティを求める場合には、Premiere Pro
- 自分のYoutube用動画の場合には、Final cut pro
で編集をしています。
是非、1度制作をしてみてください。
今回、これから動画を始めるにあたり必要な機材をご紹介させて頂きました。
最低限の機材を揃えて(カメラはiPhoneで良いと思います。)、まずは撮影してみてください。
やってみる事で
- どの程度、手間と時間がかかるか?
- 外部に依頼をする際に、どのようにお願いしたら良いか?
というのがわかり、動画をビジネスに利用出来るか出来ないかの判断できると思います。
そのため、まずは一度やってみてくださいね。
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