こんにちは。中島 達(@NakajimaSatoru)です。
「パンくずリスト」ってご存知ですか?
パンくずリストを設定することで、ユーザにも、Googleの検索システムにもメリットがあるため、SEOの対策をする上では必須なのですが…
先日、以下の記事を書いたところ、クライアントさんから、「パンくずリストってなに?」というご質問を頂いたので、
- パンくずリストとはなにか?
- パンくずリストをつくるためのプラグインのインストール方法
に関してお話させて頂きます。
目次
パンくずリストとは?
パンくずリストとは、以下のような「現在サイトのどのページにいるか?」を表示したものになります。

パンくずリストを設置するメリット
パンくずリストの設置には、3つのメリットがあります。
1.ユーザーがサイト内を巡回しやすくなる
上のように表示されるため、ユーザが、
- 今どのページにいるのか?
- サイトがどのように構成されているのか?
がわかるようになります。
もちろん、パンくずリスト自体をクリックして、サイト内を周回する場合もあります。
それだけでなく、構成がわかるため、他の記事を探しやすくなるなどもあります。
これによりユーザにとって使いやすいサイトになっていきます。
2.Googleのシステムもサイト内を巡回しやすくなる
Googleの検索に載るためには、
- 1.「クローラー」と呼ばれるシステムがサイトの中を巡回し、情報を収集
- 2.Googleの検索システムに掲載(インデックスされる)
といった手順が必要になります。
クローラーというのは、サイト内のリンクを元にいろんなページを巡回する形になります。
その際に、パンくずリストがあり、ページの構成がわかりやすいものになっていれば、クローラーは巡回しやすくなります。
3.検索結果に表示される
パンくずリストが設置されていると、以下のような形で検索結果に表示される場合があります。(リッチリザルト)
これにより、サイトの構成や内容が検索者に伝わり、クリックのされやすさに繋がってきます。

パンくずリストを設定する上での注意点
ユーザにしても、Googleのシステムにしても、巡回しやすくなるためには、サイトの構成がわかりやすくなっている必要があります。
WordPressの場合には、カテゴリーの設定がパンくずリストで表示されます。
カテゴリーの設定はSEOにも影響があるので、是非ユーザの方が使う言葉で、カテゴリーを整理してあげてください

WordPressでパンくずリストを設置することが出来る、プラグインをご紹介します。
しかし、コードを直接修正する必要があるため、Webが苦手な人は辞めておきましょう。
管理画面にログインし、[プラグイン]-[新規追加]をクリック

検索窓に「Breadcrumb NavXT」を入力

Breadcrumb NavXTをインストールし、有効化

2.コードを追加
[外観]-[テーマエディタ]をクリック
以下のコードを、パンくずリストを表示させたい箇所に追加します。
※編集するファイルや、コードを追加する箇所はテーマにより異なります。
必ず、子テーマを作成の上で追加しましょう。
ウィジェットでも追加は可能です。

位置の調整が必要な場合には、CSSで調整して下さい。
パンくずリストが無い場合には、設定しましょう。
現在、テーマによってはもともと設定されていますが、設定されていないテーマも多くあります。
パンくずリストに関しては、ユーザにも、Googleの検索システムにもメリットがあるため、是非設定してください。
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