
コメント機能を利用する事で読んでくれる人とのやり取りが出来るようになります。
しかし、良い人だけでなく、悪意のある人やスパムなどもコメントしてくるため、利用するにあたって注意が必要な機能でもあります。
そこで今回は、
- コメント機能のメリット・デメリット
- コメントの表示・非表示のおすすめ
- コメントを非表示にする場合の設定方法
についてご紹介させて頂きます。
目次
コメント機能のメリット・デメリット
メリット・デメリットの双方があります。
そのため、ブログやサイトの運営方針とメリット・デメリットを合わせて考え、コメント機能を表示しておくか?非表示にしておくか?を考える必要があります。
メリット
一番のメリットは、読者の方とやり取りができる事です。
これにより、
- 読者の悩みを知る
- コメントを返す事で、コンテンツを充足する
- 読者のファン化
などが期待出来ます。
デメリット
デメリットとしては、
- 悪意のあるコメント
- スパムコメント
などが多くなっている事です。
コメントの表示・非表示のおすすめ
メリットである読者とのやり取り以上に、デメリットである悪意のあるコメントやスパムコメントが多くなってしまうことが多くあるように思えます。
そのため、基本的にはコメントは非表示を推奨しています。
もし利用する場合でも、
- 「Akismet Anti-Spam (アンチスパム)」などのプラグインを利用して、スパムコメントを止める
- コメントを承認制にし、悪意のあるコメントが自動的に表示されないようにする
などの対応を行うようにしていただければと思います。
コメントの非表示方法
WordPressでは、初期設定ではコメントは表示になっています。
そこで、以下3つの非表示にする方法をご紹介します。
- WordPressの設定全体の非表示
- 記事個別の非表示
- 過去記事のコメントを一括して非表示にする(プラグイン:Disable Comment)
WordPressの設定全体の非表示
WordPress全体でのコメントを非表示にする設定になります。
こちらの方法では、この設定を実施した後に作成された記事に関しては、非表示になります。
しかし、この設定を実施する前に作成された記事に関しては、表示のままになりますので、後に記載する個別での設定、もしくはプラグインを利用する設定を行い、過去の記事に関しても設定を非表示にしてください。
管理画面にログインし、[設定]-[ディスカッション]をクリック

[デフォルトの投稿設定]-[新しい投稿へのコメントを許可]のチェックを外してください。

記事個別の非表示
コメント機能の表示・非表示を記事個別に設定を行います。
個別の設定に関しては、上記の全体の設定よりも優先されるため、全体の設定で非表示としていても個別の設定で表示にしていると、表示されます。
旧エディター(Classic Editor)での設定方法
投稿ページ(投稿の編集・新規投稿の追加)の最上部にある、[表示オプション]をクリック

[ディスカッション]にチェック

ページ下部に[ディスカッション]の項目が表示されるので、[コメントを許可]のチェックを外す

新エディター(Gutenberg)での設定方法
投稿ページ(投稿の編集・新規投稿の追加)の最上部にある、[⋮]-[オプション]をクリック

[ディスカッション]にチェック

サイドバー下部に[ディスカッション]の項目が表示されるので、[コメントを許可]のチェックを外す

過去記事のコメントを一括して非表示にする(プラグイン:Disable Comment)
プラグインを利用し、過去の投稿を含めた全ての投稿のコメントを一括して非表示にします。
プラグインに関する記事でも書いているのですが、セキュリティを考えると利用しなくて良いプラグインは利用しないべきです。
そのため、過去に多くの記事がる場合以外は、上記した個別に実施する方法で行うことをおすすめします。
プラグイン:Disable Commentのインストール&有効化
管理画面にログインし、[プラグイン]-[新規追加]をクリック

検索窓に「Disable Comment」と入力

「Disable Comment」を「今すぐインストール」⇛「有効化」を実施

プラグイン:Disable Commentの設定
左メニュー[設定]-[Disable Comment]をクリック

コメントを非表示にする箇所に合わせてチェックをいれて[変更を保存]をクリック

コメントの表示・非表示はサイトの方針に合わせて
コメントはうまく利用することで、コンテンツを良くしていくことが出来ます。
しかし、最近だとスパムコメントも多いため、サイトの方針に合わせて運用してください。
投稿者プロフィール

こんにちは。㈱シンラウンド代表の中島 達(@NakajimaSatoru)です。